『みんなから好かれる』のは無理?

役立つ心理学
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人に嫌われるのが怖い・・・

誰からも好かれる人でありたい・・・

今回は、そんなお悩みに心理カウンセラーである著者がお答えしていきますね。

人から嫌われるのが怖い・・・

できればみんなから好かれたい・・・

そんな風に思うことって、無いですか?

今回は、そんなお悩みに、心理カウンセラーである著者が、お答えしていきますね。

ぜひ最後までご覧ください。

まわりの人全員から好かれるのは無理

10人の人がいるとしたら、そのうち1人はどんなことがあってもあなたを批判する。あなたを嫌ってくるし、こちらもその人のことを好きになれない。そして10人のうちの2人は、互いに全てを受け入れ合える親友になれる。残りの7人は、どちらでもない人々だ。

ユダヤ人の教え、『嫌われる勇気』より

『嫌われる勇気』という本をご存知でしょうか?

本屋さんに行くと目にする機会が増えましたよね。
あの青い表紙の本です。

この本は、アドラー心理学を元に、生きづらさを解消していくための様々な教えが書かれている一冊です。

著者である岸見一郎さんの講演会に、何度か出席したことがあります。

先にご紹介したのは、この本に書かれていた一節ですが、私はこの一節を初めて読んだ時、とても衝撃を受けました。

この一節は、どういうことかというと、

まわりに10人の人がいたら、あなたを嫌ってくる人は必ず1人いて、それを避けることは不可能であり、反対にあなたを好いてくれる人も、必ず2人はいる。

という事になります。

このことから言えるのは、

まわりの人全員に好いてもらおう、というのは不可能であることが分かりますよね。

でも逆に言えば、あなたを好いてくれるひとも、必ず存在すると言うことなのです。

あなたを嫌ってくる人に、あれこれ悩む事へ時間を使いますか?
それとも、あなたを好いてくれる人と、楽しい時間を過ごす事に、時間を使いますか?

他人の感情はコントロールできない

他人と過去は変えられない。

エリック・バーン

(アメリカの心理学者)

ハッキリ言います。

他人の感情をコントロールすることは、不可能です。

こちらがどうやったって、あなたを嫌ってくる人の気持ちを変えることはできないのです。

先程もお伝えしましたが、

大切なのはあなたを嫌ってくる人との時間に労力を割くよりも、あなたを好いてくれる人に時間を使った方がとっても有意義で、意味のあるものだと思いませんか?

絶対に変わらないものを、無理矢理変えようと必死になっても、苦しむのはあなただけです。

そんなことをしなくても、あなたを好きでいてくれるひとは必ずいるのですから、その人を探し当てて、その人との時間を楽しんだ方がいいですよね。

『それでも好かれたい!』どうすればいいか?

これまで、全員に好かれることは不可能だとお伝えしてきましたが、

やっぱりそれでも、なるべく多くの人に好かれていたい!と言う人も少なくないと思います。

それでは、どのようにすれば、人に好かれやすくなるかをご紹介していきますね。

信頼感を得るには聞き役に徹すること

人は、自分の話を聞いてくれる人に対して信頼感を持つと言われています。

悩みや問題を抱える人の話を聞く仕事をする人のことを、カウンセラーと言いますが、カウンセラーって、悩みを抱える人にアドバイスしたり、問題解決のために助言をしたりするものではないんです。

彼らは、話を聞くことをまず徹底しています。

これが、カウンセリングの本質なのです。

話を徹底的に聞くことで、悩んでいる人たちの信頼を得ます。

信頼関係ができないと、カウンセリングは成り立たないのです。

このことから分かるように、話を聞く事によって、相手の信頼感を得ることができるのです。

こうすることによって、相手から好意を持たれやすくなると言えるでしょう。

あいづちやうなずきが重要

記者会見などを見ていると、大して何かすごい質問をしている訳ではないのに、話を聞き出すのが上手な新聞記者がいます。

これはなぜでしょうか。

答えは、あいづちや、うなずきがとても上手だからです。

このことからも、あいづちやうなずきが重要だということが分かるかと思います。

あなたは普段人と話す時、どんな風に反応していますか?

あいづちが大切なんだ!と言うことで、たくさん相槌を打てば良いものではありません。

実はここにも、会話のテクニックがあるんですよ。

相槌のポイント

相手の話の『、』の部分(句読点)の部分に相槌を入れる

これくらいのペースで打つことがポイントです。

ただし注意したいのが、相槌を入れるタイミングばかり考えすぎてしまうと、相手の話が入ってこないということ。

本当に大切なのは、相手の話をちゃんと聞いて、理解することです。

相槌やうなずきのペースをご紹介しましたが、これらはあくまでも参考程度にしてくださいね。

あなたがちゃんと相手の話を聞いて、理解し、興味を示せば、相手から好意を持ってもらいやすくなるでしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、『まわりの人全員に好かれるのは無理』という内容をお伝えしてきました。

自分がまわりから嫌われているんじゃないか・・・一度考え始めると、悩みがグルグル頭から離れませんよね。

でも安心してくださいね。

あなたを好いてくれている人は、必ずいます。

反対に嫌ってくる人も必ず存在しますが、先ほどまでにお伝えしてきたように、嫌いな人に時間を割くのはもったいないと言うこと。

『友達の作り方』の記事もご紹介しています。

よければ、参考にしてみてくださいね。

役立つ心理学
kitty2

18歳で初めて鬱病と診断を受ける。その後、双極性障害の診断を受け、10年以上病気と向き合い続ける。心理学、自己啓発など約50冊以上の本を読み、独学で勉強し心理カウンセラーの資格を取得。海外留学や移住を経て、精神疾患があっても幸せになれる方法を日々模索する。

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〜双極性障害フリーター女の生き延び方〜

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