眠れない時の対処法

眠れない、、辛いですよね。
眠れない夜、どんな風に過ごしていますか？

今回は、不眠症を克服してきた私が、普段どのようにして眠っているかを中心に、３つの対処法をご紹介させていただきたいと思います。

心地よい音を聴く

みなさんにとって、心地よい音って、どんなものですか？

雨の音？
波の音？
クラシックミュージック？
ASMR？
テレビの音？
好きなアーティストの音楽？

いろんなものがありますが、私が思うのは、自分の1番落ち着くものを聴くのが大切だということ。
ネットで調べれば、睡眠用ミュージックなど、様々なものが出てきますが、どれを聴いたって、自分が落ち着くものでなければ意味がありません。

いくら、
「５分以内に必ず眠れるヒーリングミュージック」
とかだって、あなたが落ち着いて、リラックスできるものでなければ意味がないのです。

私自身、ヒーリングミュージックで眠れる日もあれば、クラシックミュージックで眠れる日もあるし、はたまた、好きなアーティストの楽曲で眠りにつく日だってあります。

その日その日で、何を聴いたら落ち着いてリラックスできるかは違うでしょうし、その日の気分に合わせて選びたいですね。

ただし、大切なのは
「自分が本当に落ち着いてリラックスできるか」
です。

早起きする

早起きすると、夜しっかり眠りやすくなる。

すごく当たり前のような話のように感じますが、実はこれには、しっかりとした理由があるのです。

太陽の光を浴びると、セロトニンという物質が脳内に分泌されるのはご存知ですか？

この、昼間の日光を浴びて分泌されるセロトニンという物質を材料にすることによって作り出される物質があります。

それが、メラトニンです。

メラトニンが正常に分泌されなくなると、眠りが浅くなったり、睡眠時間が短くなったりすると言われています。

メラトニンは、睡眠のための重要なホルモンなのです。

眠りやすくするためのメラトニンをしっかり作り出すには、日光を浴びてセロトニンを作り出しておく必要があるのです。

朝早くに起きると、夜眠りやすくなる。

当たり前のようですが、ちゃんとした理由があったんですね。

薬に頼る

それでも眠れない！そんな方もいらっしゃるかと思います。
実際私も、あれこれ試しましたが、結局眠れませんでした。
そしていよいよ、病院に頼ることを決めました。
病院では、薬を処方してもらい、服薬して過ごしました。

それでは、私が実際に服薬したお薬を、２種類ご紹介したいと思います。

① ラメルテオン（商品名:ロゼレム）
・対象 : 不眠症における入眠困難の改善
・副作用 : 月経異常、性欲減退等が見られることがあるので、この場合は服薬中止などの適切な対応行う。
・注意点 : 服薬後の車の運転は行わない。
・服薬してみた感想 : 副作用は特に感じられず、問題なく服薬できました。

② レボメプロマジン（商品名:レボトミン）
・対象 : 統合失調症、躁病、うつ病における不安・緊張
・副作用 : 高容量を投与した場合や、高齢者では、血圧低下、便秘、口渇などが現れることがあるので、その場合は医師に相談。
・服薬してみた感想 : 睡眠に対して、強い効果を感じました。ただ、強い分次の日にふらつきや眠気などが残りました。

以上の２種類を、服薬したことがありますが、両方とも、睡眠に効果のあるお薬だと感じました。ただ、副作用も効果も、服用する方によって様々なので、気になる方は一度病院で相談して、お医者さんと話し合って決めてみてくださいね。

まとめ

いかがだったでしょうか。
不眠症を克服した私が、あれこれ試してみた結果を、ご紹介させていただきました。

薬に頼るのは、お金もかかるし、時間もかかるし、なんとなく、勇気のいることだと思います。それに比べて、音楽を聴いたり、朝早起きしたりするのは比較的取り組みやすいものだと思います。
まずはハードルの低いものから試してみるのもいいと思います。

どうしても眠れなかったら、お薬に頼るのも、全然アリだと私は思います。
薬を飲むことは、決して悪いことでも何でもありませんよ。

１日でも早く、よく眠れる日が来るといいですね。